CAREER
職員キャリアステップ
専門性や想いに合わせて一人ひとりの成長をサポート
電子開発学園では、教職員一人ひとりの専門性や想いを大切にしながら、段階的に成長できるキャリアステップを整えています。授業や学生支援を通じて現場経験を積み、やがてカリキュラム開発や後進育成、教育マネジメントへ。あなたの学びと情熱が、次の時代を担う人材の育成へとつながっていきます。
講師職のキャリアステップ

S.Cさん
講師/2008年入職
学生時代
北海道情報大学 経営情報学部システム情報学科卒業
ITとビジネスの基礎を築く
経営学、経済学、会計学、法学といったビジネスの基礎に加え、プログラミングやシステム開発に関する知識・技術を学びました。IT技術を駆使し、ビジネス課題を解決できるエンジニアとして活躍したいと考えていました。
株式会社SCCに入社、システムエンジニアとして配属
キャリアの土台を築いた3年間
最先端のセキュリティ製品に携わり、システムの安定稼働を支える中で、IT技術の奥深さと社会への貢献を実感。この3年間で培った実践的な知識と問題解決能力は、その後のキャリアの礎となりました。
北海道情報専門学校に講師として配属
I T技術を教える教育者としての第一歩
国家資格(基本情報技術者試験)取得者数日本一の学校に講師としてデビューしました。国家試験取得に向け担任として自らの力で課題を乗り越え、成長していく過程を間近でサポート。時には厳しく、そして根気強く、一人ひとりの個性と向き合いました。
教務部から広報部へ
広報の視点から教育を考える
オープンキャンパスでの学科説明や高校訪問、進学相談会、SNS運用など多岐にわたる活動に従事しました。入学前の高校生や保護者の声に直接触れることで、教育の入口を担う広報の重要性を深く認識することができました。教務と広報、両方の視点を得たことで、学生の成長を多角的に支援する現在の教育活動の土台を築きました。
広報部から教務部へ再異動
学生の可能性を引き出す実践教育
広報としての経験を経て教務部に復帰してからは、主任講師としてカリキュラムの整備や教材開発を行う傍ら、後輩講師へのOJT指導も行いました。こうした学校運営業務全体に関わる中で、キャリア教育の一環として行われるビジネスコンテスト(アプリケーション開発やビジネスプランの企画)への参加支援に注力しました。学生が自ら考え、行動し、創造する力を育むことに、大きなやりがいを感じています。
ITシステム科の学科長に昇格
未来を見据えた教育の推進
現在は、AI時代における教育の最前線にいます。生成AIの利活用技術を教育にどう取り入れるか、強い関心を持っています。これまでの多様な経験を活かし、企業や地域と連携した、学内外に広がる未来志向の教育プログラムを構築しています。そして、学生が社会で即戦力として活躍できる人材へと成長するよう、これからも尽力していきます。
広報職・事務職の
キャリアステップ

T.Dさん
広報/1999年入職
九州電子計算機専門学校(現 KCS福岡情報専門学校)情報システム科(2年課程)を卒業
専門学校でITの基礎を学ぶ
商業高校を卒業後、九州電子計算機専門学校情報システム科へ入学。高校卒業時はITの知識はほとんどなく、専門学校に入学してからITについて基礎を学びました。常に2~3つのバイトを掛け持ちして、学費を捻出しながら専門学校を卒業。担任の先生から推薦していただいて電子開発学園九州への入職を決めました。
電子開発学園九州に事務として配属
育児をしながら事務職の経験を積む
職員の勤務・福利厚生や対外的な受付などの総務業務、学生対応、証明書発行、学費管理などの学校事務を担当。周囲の職員への業務説明や後輩の育成に取り組む中で、効果的な業務の引き継ぎ方法や指導の仕方について、実践的に学ぶ機会を得ることができました。この期間に産休・育児休暇を1年間取得し、子供を保育園に預け、職場復帰。残業なしで急遽休むことになっても周りにカバーしてもらいながら育児と仕事を両立し、仕事は一人だけでやるものではなく共有することの重要性を改めて感じました。上司を含め周りの職員のサポートに感謝しています。
事務業務から経理業務に変更
経理の業務を通して学校運営を幅広く理解
高校時代に簿記などの経験があったものの、実際の経理処理に戸惑うことも。学園本部の経理からサポートしてもらいながら、経理業務を覚えていきました。経理業務を行うことで、学校運営をより理解できたと思います。間違うことができない業務だからこそ、ダブルチェックやミスをなくす手順を常に意識するようになりました。
事務職から広報職へ、一般職から管理職に昇格
広報として管理職として学校運営に取り組む
高校訪問、ガイダンス業務、オープンキャンパスなどのイベント企画、学生スタッフの教育などの広報業務を担当。最初は今まで経験したことがない「人前で話すこと」に戸惑いましたが、もともと人と話すことや話を聞くことは好きだったので、高校生や保護者の方、高校の先生に学園の魅力を伝える事に楽しさを見出していきました。女性目線で今までと違ったイベントなどを企画し、オープンキャンパスでは、重要役割を担う学生スタッフの教育にも力を入れています。
上長より管理職昇格試験の話をいただき、今まで色々な部署で培った経験を活かして学園の発展に貢献していきたいと決意し、試験を経て管理職に昇格。学園全体は女性の意見を積極的に取り入れていると感じており、私自身、これから女性職員も長く働ける環境づくりを意識して学校運営に取り組んでいきたいです。