
インタビュー
TSUJIKAWA HIROTO
辻川 弘人
学生が安心して学業に集中できるようにサポート
新潟情報専門学校・事務部・経理
2021年入職
学生の2人に1人が奨学金を申請する時代

私は、日本学生支援機構や地方自治体の奨学金の申請に必要な事務業務と、経理業務を担当しています。年度にもよりますが、当校では5~6割の学生が奨学金の申請を行います。必要書類のとりまとめや奨学金団体とのやりとりなどの事務処理が多くなるので、春はとても忙しいです。
あるとき、ある学生の親御さんから「学費の一括納金は難しいので、どうしたらよいでしょうか?」という相談を受けたことがありました。私が奨学金の案内と共に、学費の分割納入についてご提案をすると「今後の見通しが立って、本当に安心しました」とお礼を言っていただきました。
お金の問題はとてもデリケートであり、重要なことでもあります。受験する前の段階で学費についての質問を受けることも増えたと感じます。また、自分でお金を管理している学生もいますので、勉強に集中できるように、私たちがいろいろと提案やサポートすることで、金銭面での不安を取り除くことができれば、事務職冥利に尽きます。
当校は、教務部と事務部のチームワークが抜群に良いので、学生からの奨学金等の相談に担任職員と私が同席して対応することも珍しくありません。
「学生のために職員全体で協力していくことが当たり前」という雰囲気が、当校の長所だと自負しています。
事務の仕事もITで業務効率化

私は当校でITを学び、卒業後に入職しました。「事務職は、学校で学んだITの知識やスキルを活かせないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。私自身は、当校で学んだことが日々活かせていると感じます。
たとえば、ITの知識があることで、経理業務で使用している情報システムの動きを理解したり、業務効率化を考えて情報システムをカスタイマイズしたりすることが、自分の強みにもなっているからです。
世の中のIT化が進み、事務業務であっても、ペーパーレスや申請の電子化など、情報システムによって管理されているため、事務職で当校に入職を希望する方でもITを積極的に学ぶ意欲を持っていてほしいです。
私は事務職員ではありますが、学生のことをしっかり気にかけるよう心掛けています。もし困ったこと、悩みごとがあったときに、教務職員ではなくても相談できる環境にしておきたいからです。これからも話しかけてもらいやすいようにフレンドリーに接するだけでなく、幅広い知識を身に付け、教務部、広報部、就職部などの他部署との連携を取って、学生を柔軟にサポートしていきたいです。
新潟情報専門学校のイベントギャラリー




ある1日のスケジュール
A DAY
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8:00 出勤
メールチェックとスケジュール確認から一日がスタート。
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10:00 経理作業
銀行振込作業、手許金の預入・引出のため銀行に向かいます。
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11:00 学生対応準備
15:00から呼び出している学生への対応資料等をまとめます。
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11:40 昼休憩
昼休みに学生対応をするため、早めに昼食をとり、身体を休めてコンディションを整えます。
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12:30 学生対応
学生の昼休憩時間。多くの学生が手続きに来るため手際よく対応します。
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13:30 奨学金業務
学生から回収した書類をまとめて郵送。必要に応じてネットで手続きを行います。
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15:00 学生対応
呼び出している学生への対応。その後も昼休み同様に多くの学生が来るため、その対応をします。
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16:00 経理作業
その日のお金の動きを資料にまとめます。
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17:00 翌日の準備
翌日に呼び出す学生の情報、経理作業に関する情報を整理します。
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18:00 退勤
他の職員と雑談をした後、帰宅します。
休日の過ごし方
LIFE WORK BALANCE
同僚たちと毎週ランニングを楽しむ
定期的にマラソン大会(ハーフマラソン、フルマラソン)にも参加しているので、その体力づくりのために、毎週木曜日に教務部の職員たちと楽しみながらランニングをしています。関係性を深めるきっかけにもなっていますし、心と体の健康にも繋がっています。自然と触れ合うことも好きで、休日は、登山や海釣り、冬にはスキーに行き、リフレッシュしています。

I T教育の現場で働きたい方へのメッセージ
MESSAGE
自分のスキルを
磨き続けられる人材でいてほしい
IT業界は常に発展を続けています。そのため、教育現場では学生だけでなく、事務職であっても常に新しい情報、知識、技術を取り入れ続ける必要があります。分からないことは優しく教えてくれる職員たちばかりですので、自分をアップデートしたいと思う気持ちを持っているのであれば、成長し続けられる職場です。私たちと共に、次世代のIT人材を育成し、IT社会を支えていきましょう。